あの日から

連日報道される、悪夢のような光景に、言葉を失いました。
悲しくて、たまらなくて、自分の無力さが悔しくて、泣いてばかりいました。
友人の親族が被害に遭われたり、今も親族も友人の家族も苦しんでいたり。
周囲の優しい友人たちはショックで体調を崩す人も多かった。


どんな言葉も、本当にその場で苦労している人には意味がないように感じて、
どんな言葉にも、すごく違和感があった。


でも、ショックから落ち着いて、自分が意識を持って、行動をしなくちゃならない。
自分が、どうしていきたいか、どういう国にしたいのか考えや意思を持って
生きていかなきゃならないんだ。
と、思ったとたん、突然力が沸いてきた。
やるべきことがわかってきて、生命力が沸いてくるのを感じました。


そして、周囲の自分の大切な家族・友達・恋人と沢山話をして、考えを共有しあって、
たくさん元気をもらって、生きていく力を分け合って、いまわたしは生きています。
そして、生きていられることに感謝しています。


今日、母は福島から避難してきた人たちの炊き出しに行っています。
弟は、ボランティアに登録して、寝袋やら簡易ガスやらを買って出発の準備をしています。
父は、焼き芋を被災者に!と、茨城の工場(ここも被災してる)を復旧させようとしています。
妹は東京で一生懸命子育てをしています。
友人たちは募金をしています。
わたしは、救援物資を買いました。
何をすればいい。ということでもないと思います。
それよりなにより、わたしたちは、自分たちのやるべき生活を、ここで、この国でしっかりしていこう。それが一番大事なのでは。と、思っています。


今日は、会社のガールズとお花見しながらランチをしました。
本当に美しくて、いつもと同じくだらない話をしてバカ笑いしているだけなんだけど、
とてもしあわせな時間でした。


2011年3月11日から、変わると思います。
変わらないとならないのだと思います。


いろんなことが、沢山あったけれど、
またいろんなことが沢山あるのだろうけれど、
その都度、自分の考えと理想を持ち、行動に移していきたい。
いまはそう強く思っています。