愛犬大捜査網 2日目 その1

torippi2006-11-01

愛犬スパーキー捜索は2日目(日曜日)を迎えた。


久しぶりにママのつくるお味噌汁の匂いを感じながら目が覚めた。
意識が回復すると同時に、<スパーキーが行方不明>という現実を認識して
なんとも重苦しいものが胸にせまってきつつも、
松本家にかなりの期待をもちつつ捜索再開!!


朝10時。
松本家(ひと気なし)の呼び鈴を鳴らす。
ピンポーン。
・・・ガタガタ・・・。
どきどき・・・。
ガチャッ。
ドキ!


出てきたのは松本家のお母様。いかにも寝起きといった風体。でも若い!
さすがは小学生の子供を持つ母だな〜。なんて、内心ちょっと感心。


松本母「はい・・・。」
わたし「あのー。突然すみません。昨日白と黒の犬がお邪魔しませんでしたか?」
松本母「・・・はい。」
わたし「済みません。松本くんにかわいがって頂いているみたいで、、」
松本母「・・・あー。昨日ね、うちのお姉ちゃんにひっかいたんですよね。」
わたし「大変申し訳ございませんでした。・・・で・・・?」
松本母「・・・お父さんに連れて行って放してもらいました。」
わたし「・・・へ?? (改め)え?と、いいますと?」


ここで松本くん登場。「二十四の瞳」のエキストラに応募したら確実に合格しそう
な、丸顔の素朴な感じの子供。小学校4年生くらいかな〜。なんて思うわたくし。
そして、後ろで様子をうかがっていた土地勘の強いわたしのママも満を持して登場!


松本少年「あのねー、駄菓子屋さんのところ」
ママ「それは大林さんのことかな〜??中学校の近くの。」
松本少年「うん!!!そこだよ!!!」
わたし(ほんとかよ?!あやしい。)
ママ「ありがとうね。」
松本母「あの、正直ちょっと迷惑なんですよね。昨日はおねえちゃんがひっかかれたので。ちゃんと繋いでおいてください。。」
わたし「本当に申し訳ありませんでした。失礼致します。」


確かに。私たちは何もいえない。
犬を放さないようにするのは飼い主の大事な責任の1つだし。
うちの犬は中型犬だから、なれない人には危険な動物としてうつると思う。


でも、でもそれを踏まえて言わせていただく!
松本くん、キミ、スパーキーかわいがってたじゃん!捨てちゃうんだ??!!
平気なんだ??!!かわいがってた犬が迷子になっちゃっても。
捨てるまでなんらかのドラマがあったかもしれないけど、あっけらかんと駄菓子屋
に放したってさー、キミ。
いいけどさ。人ん家の犬だしね。


そして、バカなスパーキー。ウチを捨てて(?)松本君にはしったものの
捨てられ・・・。
これで、まず松本家に戻ってきたら、殴る。


と、思いつつ、まずは駄菓子屋へ。
ちなみにこの駄菓子屋、ママの友達のおじさんが経営している元酒屋さん。
駄菓子屋というと「ウチは酒屋だ!」と言い張る、元気な方。元PTA会長。

まだまだ、つづく。。
(多分あと2回くらいこのネタ。)