おいしいもの

torippi2012-11-04

食欲の秋ということでなのか、体調がそうさせるのか、、
食欲がありすぎて困る。
元気な証拠なので、食欲があるのはないよりいいこと
なのかもしれないけれど、食べ過ぎる(しかもあまり動かない)
と、体重が気になるし、逆に不健康にもなりかねない。


なー・・・。と、思いつつ、、
最近はめっきり外食が多かった。
同期の結婚パーティー。(お酒に弱いけど、気が利き、フットワークの
軽い楽しい同期。心の底から幸せを祈ってます!)
会社の仲間たちと餃子の食べ放題。(私の記録は7個(1人前は6個)・・・
最高の人は30個。大好きな餃子だけど、7個で気持ち悪くなってしまった。。)
(もはや)女子(ではない)会(同年代のもはや女子とは言い難い女が4人で
集まり、食べまくって喋りまくるという会。喋りすぎて(笑いすぎて?)喉をいためた。)
あとは、夫と(また)餃子を食べたり、もんじゃを食べたり・・・。
そんな日々だった。


そんなある日、「天のしずく」のプロモーション映像で、辰巳芳子さんを見た。
病気のため、飲み込みづらい体質になったお父様のために、丁寧にスープを作るという
映像だったのだけれど、彼女の考えは、お母様の浜子さんのそれを受け継いでいるのか、
日本の四季にあった旬のものを、丁寧に調理して食べる。食べるこ=生きること。
というもの。
現代は、やるべきことや、仕事や、娯楽が沢山あって、食べるものも、簡単にお店で
売っているお惣菜や、外食で済ませてしまうことが多い。
この季節なんて、子供のころは飽きもせずに、公園でどんぐりを拾ったり、綺麗な色の落ち葉
を拾ったものだな〜。なんて思ったりするけど、今の自分は綺麗な落ち葉を踏みつけて
歩いているような気がする。


今の生活を否定することはできないけれど、出来ることはやってみたい。と、ふと思い立ち、
恥ずかしながら、いままで顆粒の出汁で作っていたお味噌汁や、煮物や、おうどんやおそばの出汁を、
自分で作ることにした。
やってみたら、昆布と花かつおと荒削りぶしで、簡単につくれるではないですか。
しかも、うどんを作ったら、まぁ、バランスはちょっと悪いけれど、意外とおいしい。
このズボラな私でも作れるんだ。と、小さな自信になり、調子に乗って、「和食の基本」や、
「暮らしの手帳」の自家製レシピなんて読んで、あれこれ作りたいな。なんて思いを馳せています。


辰巳浜子や芳子のようにはなれないけれど、日本の食文化というか、食事というのは大事にしたいな。
と、思います。何を食べるかよりも、誰と食べるか。ということが一番大事だと思っていたし、今も、
気を張るエライ人や、ちょっと苦手な人と食べる高級料理より、気が置けない人たちと食べるマックの方が
美味しいと思ってるくちだけど。
それに加えて、自分の作るものは大事にしたいな。と思います。
といいつつ、相変わらず、外食しているし、冷蔵庫のお野菜は腐らせてしまうわたし・・・。
おばあちゃんになる頃までには、少しはマシになっているかしら・・・。