パビリオン山椒魚
見ました。
ムカっ腹が立ちました。
だって、この監督、インテリで自由でセンスも結構よくて。
人の金でこんな映画つくってるんだもん。
見る人の気持ち、ちょっとは考えてるけどちょっと無視してる
あたりが、またムカつく。
いっそのこと、全部無視してよ。
ただ、女の子のセリフは凄い下手だと思った。
香椎由宇扮するあづきっていうお嬢様が、オダジョーを誘惑する時のセリフ
とか、最後のセリフとか、
<絶対こんなセリフは(特にこのタイプの)女からは出ない!>し、
<変!>
って思った。
この作品の「世界観」「オモシロさ」というものを、私は共有することは
できない。飲み込めない。
なので、思いっきり批判も肯定もできない。
この監督は、私がいままで見てないものを沢山みてる。
だから彼が目指そうとしたものを、私はこれからたぐりよせようと思います。
とにかく、やっぱり私は人の気持ちに寄り添うような作品がすきです。
翻弄されながらも、心にぐっと近寄ってくるような作品がいいです。
とにかく、こんな奴に翻弄されてたまるか!
っていう。
・・・力を持ってるんだな。
どうでもよかったら「はーん。」としか思わないけど、
無償にじたばたしたくなるような。
こんなんじゃないですよ。凄い映画って。きっと。
この人あたまいいけど。
☆☆☆
そういえば、この人の前作「亀虫」みたけど最初の話は面白かったな。
あとは眠くなった。
☆☆☆
たらたらと、続き。
その後ね、
そんな気分になって「パルプフィクション」を観ました。
よかったわぁ。
トラボルタが手のひらにチュってして、ユマサーマンにフゥーって
なげキスするのはえぇなー。
(それが中心な映画ではありませんが!)