りぼん子

torippi2006-11-15

まだ、わたしのほっぺたが今以上にぷっくりしていた頃。
ディズニーしか見ちゃだめという母の編み出した(?)独自の教育方法にのっとって
育てられていた。
にわとりにエサをあげてツツかれたりもしていた。


そんな、ダンボを観てくらくらしていた頃を過ぎ、
小学生になって、お小遣いをもらえるようになった時買ったのが「りぼん」で、
そこで岡田あーみんと出会ってしまった。


わたしは、文字どおり、居間でのたうちまわって笑い転げましたよ。


いつも「変態」が、その無邪気さゆえに常軌を逸した行動で、周囲を混乱に陥れるんだけど、
結局は「変態」の周囲にいる普通の人間も「変態」への道をいくことになってしまう…
というか、普通の人の中に潜む、潜在的な変態性を覚醒させてしまうという、
ナンセンスギャグ漫画なんだけどね。


「変態」って、乱暴な言い方だけど、これはバランスの悪いひとへの愛のある呼び方なん
ですよ。
突拍子もない。って、スゴイ言葉で。(みうらじゅんさんが言っていました。)
だって、<突拍子>も、<無い>んですヨ。
そんな突拍子もないことが、起こりまくるんです。想像を絶するようなピュアな出来事が!


たしかに売れてるお笑い芸人が出てる番組は、安心して「おもしろいなー。」って思えます。
でも、ドキドキとか、驚きってなかなかないと感じておりまして。
そういう、「わー。やっちゃったなー。」とか、そういう人に翻弄されてしまう「常識人」を
見るのがおかしくて仕方ない!
そういうわけで、岡田あーみん。すごいです。


「こいつら100%伝説」だったら、危脳丸の動きが凄いし。
まん丸も泣きながら師匠を刺すところも笑えるし、
ターミィは1回死んで生き返るし。
あと、極丸は無表情で師匠をいためつけるし。


「お父さんは心配性」も「ルナティック雑技団」も、かなり笑えます!!
落ち込んだら<少女漫画界に咲いたどくだみの花>をゼヒ!