ディアスポリス

torippi2007-06-03

<もの凄いカタルシス!!>みたいなPOPのコメントで、つい手にした
のが「ディアスポリス」。これ、面白い!!久保塚かっこいい!!
やむにやまれぬ事情で不法入国してくる異邦人。
そんな彼らの弱みにつけこんで、暴挙にでる悪者を、
バッタバッタと倒していくのが異邦警察の久保塚。


異邦警察っていうのは、密入国異邦人による密入国異邦人のための秘密組織である
異邦都庁っていうのがあって、その<裏社会>にある、異邦人たちを守るための
警察でして。
彼もどうやら闇を抱えているらしいけど、のんきなデブの相棒と一緒に
血まみれになりながらも、困った異邦人を助けて、飄々と裏社会で生きていくっていうお話。
久保塚は、「太陽にほえろ!」でいうとマカロニとかジーパンとか
あのあたりのイメージかな〜。キャラクターがかっこよいのです。
そして、デブのキャラも、ただの食いしん坊ではなく、ボコボコにされても任務を
遂行し、さらに経理の能力も非常に優れている。なかなかステキです。
異邦都庁の都知事の酒と女にだらしないけど、やるときはやるキャラもなかなか王道で
スカっとさせるのです。


でも、なかなかバイオレンスのシーンがエグいです。
最近買った漫画の中では、かなり好きなものに入りました〜。