天才のあたまの中

torippi2008-08-18

きょうは、彼氏と崖の上のポニョをみてきました。
本当によかった〜♪♪


天才の頭の中には、こんなにカラフルで繊細で愛に溢れた世界
が広がってるんだな〜。さすが。ぶっとんでるな〜(笑)って。
コドモも天才っていうけど、もしかしたら、子ども以上にこどもなのかも。
この物語自体がポニョみたいで、ポニョにガシって、顔から体ごと抱きつかれた
ような幸福感が体をつつんでいます。


子どもと、家族と、老人と。生きている人間たちのための童話。
それにしても、本当に子どもの表情、仕草が本当に繊細で、グッとくる。
ソウスケが、ポニョをかくした時のもじもじ。ネコに見つからないように
バケツに葉っぱをおいたり、老人とお話するときの優しい仕草。
お母さんが見つからなくて、不安で泣いちゃうところ…。
老人の最後の歩けちゃうシーンも、老人のこと、わかってるな。って思った。
優しくて、細やかな視線で全てをみている。


めくるめく構図も、柔らかくてカラフルな色合いも、すべてすべて…。
宮崎さんのアニメーションだからこそ、生まれて来た世界。


観た後、ビールを飲みながら、自分が子どもの頃も、親の帰りが遅くなって
不安だったことがあったよね〜。なんて、彼氏とお互いの思い出の引き出しを
開けて、話をしました。
一度もみたことのないはずの原風景がこの世界には広がっていました…。