トラウマ

先日、彼氏と車に乗っててラジオを聴いてたら、
しょこたん山田五郎の番組をやってたんだけど。
その番組で、しょこたんが、『小さい頃怖かったもの』というお題で、
NHK教育の「みんなのうた」の「まっくらくらーいくらーい」という曲が怖かった。
という話してて、共感!
確かに、あれ、怖かった!
と、同世代の彼氏に確認したところ、記憶にないとのこと。
きっとお兄さんたちとやんちゃに遊んでいたのでしょう・・・。
その後、ママに確認したら、おどろおどろした歌い方で、
「まっくらくら〜いくら〜い」と歌っていた。ママと一緒に見てたんだな〜・・・。


しかし、あの曲は、なんで子供の番組でかかってたんだろうか??
今になると不思議になる。
私の記憶に残っている歌詞は
『真っ暗森は心の迷路、暗くて遠い、まっくらくらーいくらーい』
『時計を見てもさかさま周り』
とか、そうゆうダークな歌詞ばっかり・・・。
しかし、今だこの心に残る、はっきりとした違和感。
NHKはやはりただものではないのかも・・・?
ついでに「みんなのうた」だと『メトロポリタンミュージアム』という歌もしょこたん
は怖かったそうなのだが、わたしもコレ、覚えてるんだけど、確かに絵が怖かった
ような気がする。


子供のころに感じた、違和感とか、不思議な気持ちとか、圧倒される気持ちとかって、
結構忘れないもので、それは恐怖に近い感情だったりするんだけど。
わたしの中で一番残ってるのが、アニメ映画の「銀河鉄道の夜」という作品。
人が生きるとか死ぬとか、(未だに模索しているところだけど・・・)、まったく分からない
幼稚園か小学校低学年の頃で、漠然とした恐怖とか、不穏な空気とか、不安感という
ものが、ビジュアルからも、音楽からもバシバシ伝わって、呆然としてしまった。
今も、あのビジュアルも、音楽もすぐに思い出せる。
小さい頃のトラウマ作品の1つです。


あとで調べてみたら、音楽は細野晴臣さんなんですね。うーん。さすが。
もし、自分に子供が出来たら、大人が見ても楽しめたり感動できたり、これヤバくない?!ってものを見せた、聞かせたいと思う。「いかにも子供向け」のアニメ映画や、教育的なものもいいけど、
「なんだか分けわかんないけど、なにこの違和感!」ってものに触れて、感じて、大人になった時に、その違和感の正体を暴いて欲しい。
って、わたしがまだコドモなのに、人にそんな風にいえた立場じゃないんですがね♪
小さい頃のトラウマ、まだまだありますが、、
そんな話でした。。